のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

こうなるように決まってたんだ

恩師の訃報

小学校時代の恩師の訃報が飛び込んできました。学年のグループLINEがあるので離れていても知ることができます。恩師は父と大学時代からの親友で若い頃はよく自宅で飲み会をしていたようですが中年すぎるとお互い多忙になりそういう時間はとれなくなりました。

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うちがピアノ教室をやっていることはなんどか書きましたが教えにきてくれているのが小学校時代の同級生で、くだんの恩師から熱心な音楽指導をうけ中高一貫の音楽科のある学校へ進学し音大を経て講師になりました。私はピアノ発表会で系列教室の生徒だった彼女の演奏を聴き頭を殴られたような衝撃を受けました。「絶対敵わない」それはもはや小学生の演奏レベルではなかったのです。

 

それまで私はうちの祖母などに「大きくなったらピアノの先生になるんだっちゃね」などといわれてきましたがあれは希望であって私は才能0です。早めに気づけたことで間違った方向に努力せず済んでよかったですね。

 

彼女が地元で教えていることを知らず母の介護にかよっていたある日、それまでの講師さんが県外へ引っ越すことで新しい先生がきますからとメモをくれました。それが彼女でした。父とも仲良くしてくれて私より接する時間が長かったと思います。父は自分の友人が指導したピアノ講師さんがうちに教えにきてくれるなど予想だにしなかったでしょう。しかも娘と同級生だなんて。

 

父と恩師が出会った70年前こうなるように決まっていたのかもしれません。説明できない不思議なことって本当にあるんですね。お彼岸にはお焼香に伺おう。