私がウォーキングする理由
毎日10000歩あるくのを習慣にしていますが鍼灸ドクターにいわれたからだけじゃないんですね。認知症の母を介護するときぐにゃぐにゃの身体を支えたり起こしたり本当に大変だったからせめて自分はそうならないようにとの思いもあるのです。介護予防も兼ねてですね。

母には運動習慣がなくどこでも車で出かけていましたから筋力は弱かったようです。庭仕事が好きでしたが重労働は父がやってましたからね。日本画を描くのが趣味で座ってできる作業でしたし手芸洋裁なども然り、着付けや和服の整理、ペットの世話もさほど筋力は使いません。
母の作品 上村松園に憧れていた↓↓↓

認知症になってからは昼夜逆転で昼間うとうとしているくせに夕方から覚醒し鍵を三重にかけていても外して出て行ってしまい警察沙汰の毎日でヘトヘトでした。物忘れ外来に相談すると安定剤を出され小股でよちよち歩きになり徘徊防止のために歩けなくなるという治療しか手がありませんでした。
歩かないとぼけてしまう、でも歩くと徘徊か転倒かという脳と身体がバラバラ状態の落とし所をみつけられませんでした。転んだらぐにゃぐにゃで起こせない、やたら身体が重くてガリガリの私では支えられない。せめて介護してくれる人が誘導しやすい身体づくりをしておきたいと思っています。