元寇
日本史では神風がふいてモンゴル軍を撤退させたと習いましたが本当なんだろうか⁇最近読んだ本に気になる箇所がありちょっとメモしておきます。元寇は日本史上最大の危機といわれています。大陸勢が朝鮮半島の防波堤を突破して渡ってきた唯一の戦争だから。
モンゴルはそもそもなぜ日本に攻めてきたのか。はじめは中国の南宋を征服するため協力してほしくて接近してきたそうです。しかし日本はモンゴルからのたびかさなる要請を無視していました。なぜなら当時の鎌倉幕府の外交情報は南宋から入ってきており、南宋からモンゴルに協力しないよう助言されていたから。そんなの習ってませんよね⁇痺れを切らしたモンゴル軍は高麗(朝鮮)と組んで九州に上陸しましたが日本軍により撃退されました。
いちどで諦めないモンゴル軍は戦力を増強してもういちど攻めてきます。しかし日本は2度めの戦いに備えて九州に大きな防壁を築き神風も手伝って侵略を防ぎました。このときのモンゴル軍があまりに残虐で「モンゴル」から「むごい」に転じたといわれているそうです。授業では居眠りしていて聞いてなかったのかな（笑）
そういう経緯で大陸から日本に攻めてきたなど知らないため年号を機械的に記憶するばかりでした。歴史を時系列できちんとみていけば世界史と日本史が交わる点と面が見つけられいま生きている社会情勢にもっと関心がわくはずですよね。地理的な要素も政治に影響があるのをこの本でおさらいしておくことにします。
