親子遠足ぶり
幼稚園の親子遠足は父が同伴してくれました。共働きですから融通しあわないとむずかしくときには祖父母のどちらかが行事にきてくれることもありましたね。幼稚園の遠足は地元にひとつかない動物園でほかの子はみんなお母さんなのにいいなぁなんて思っていましたよ。バスのなかで「だれのパパですか〜⁇」とマイクで訊ねられ恥ずかしくて黙っていた記憶が。なんでこのおっさんいるの⁇という空気になりました(笑)

歳月はながれ動物園そのものがすっかりきれいになり地下鉄ができてからはじめて行きました。むかしじゃ考えられないほど便利になったんですね。汗ばむ陽気の絶好の遠足びよりで日傘持参で正解でした。あまり調べずにきたらホッキョクグマの双子が人気で見学に与えられた時間はひとグループ30秒ほど。かわいい〜とかいって撮影しているとすぐアラームが鳴るのです。これが土日だったらもっと長い行列で混雑するでしょう。




鳥好きですから入ってすぐのフラミンゴゾーンに感動しましたがみんなあまり関心がないのかさっさと進んでいきます。私は長いあいだ見惚れていました。なにかに反応して鳴いたり喧嘩したり集団生活特有の生態があるようです。上野動物園はネット越しでしか観察できませんがここ八木山動物は遮るものがなにもなく至近距離で見られます。

ふれあい広場はとくにうさぎが人気で予約カードはすぐなくなっていました。キリンやラクダの大きさにあらためて驚きガラス越しでもツルをじっと観察できていい時間をすごせました。これらが480円とはすごいですよね。いつのまにかネーミングライツで地元デパート名が入るようになったけれどそれも時代の流れなのでしょう。およそ半世紀ぶりの遠足は19000歩記録しました。