私はピアノ教室の大家さんをしていますが管理会社さんが生徒さんの募集や管理をしてくれるので、やり方に言及することはありません。
しかしせっかく最新のグランドピアノを導入したので、できるだけ多くの方に小さい頃からステージに立ってほしいと願っています。
前の担当さんは翌年度、年少さんにあがるご家庭をターゲットにポスティングをすると説明していましたが、マーケティングもろくにせず的外れなエリアに1000枚チラシを撒いても効果はないと思います。
やってないあんたに何がわかるんだ?と反論されそうですが、ウチの近くに新しく住宅が造成されていることに何年も気づいていませんでした。
「最近新しいお家が増えてますね」と三年以上前にいわれた時に「今頃いう?」この人はないなと見切りました。
ウチからの帰りに周辺を回ってどんな人たちが住んでいるのか観察するなどやるはずもありません。
会社からいわれたやらされ仕事以上のことをする理由がありませんからね。
住宅販売会社さんの売り出しに絡んでみようなどと思うはずもありません。
家を買うならお子さんの個室、ペット、習い事も付随して考えるはずです。
お宝のようなスリープ先に気づかず、日々忙しいだのイベントの準備だの言い訳ばかりです。
平日の昼間仙台市内のカフェレストランで、講師の方が生演奏をする企画の担当がその人だと教わり、どうりで周知されてないのも合点がいきました。
私は新しい生徒さんを増やそうと思っているわけではありません。講師の配置との兼ね合いもありますし、やたら人数が多ければいいというものではないですから。
発表会を聞きに行って自分がこの場に少しでも関われたことがとても嬉しく、人の心がどんなふうに動くのか体感できたから純粋にこの場を利用してほしいのです。
一年間の練習があって舞台に立つ。ご両親や祖父母や友達まで見に来ている。殆どの子がこの日のために衣装も用意しています。
そこに少しでも携われる仕事をしているのだと自負してほしいのです。