のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

不足を補い過剰を排出。しかし依存はいけない

漢方講座では気血水のバランスで健康が保たれる、気血水の不足や過剰が未病をつくりだすとお話ししています。 未病とはなんとなく不調やすっきりしない状態、まだ病名のつかない状態ですね。特に女性に多いと思います。私も自覚があります。 更年期と遠距離…

カンツォーネを歌おう そこはシニアの楽園‼︎

先週のクラシックギターの演奏会にまた行きたいなぁと思い、8月にライブをする会場の見学に行きました。 近くにこんな素敵なスタジオがあったなんてこれまで知りませんでした。 下見に訪れた日の数日後、たまたま生徒さんの発表会があるというので聴きに行き…

食養生って難しくないのよ

今月は漢方講座で体質チェックのお話しをしています。 この世界は陰陽で成り立っていて身体は気血水(きけつすい)で構成され、五行思想により臓器や季節、感情や味覚もグループ分けされると説明しています。 互いを生かしながら抑制し繋がりのなかで健康体を…

離れた親の食生活を案じる

家事全般できる父でしたが介護しながらの調理は負担です。 田舎には気の利いたお店も少なく、いつも行くスーパーのお惣菜の味には慣れてしまい「またあの味か」となってしまいます。 買いに行く時間もないときはレトルトやインスタントも使いますが美味しい…

楽しむ権利に不寛容な社会

ブログを相互フォローさせていただいている方が興味深いことを綴っておられました。 乳幼児を抱えているその方は好きなアーティストのライブへ行きたいのだけれど、お子さんを預かってもらうための段取りでもう疲れてしまう、ということでした。 なんのしが…

また砂鉄が反応しました

行きつけの美容室で隠れ家蕎麦店を教わり、問い合わせしてからこわごわ行ってみました。 「農道の先の一般のお宅だから迷いますよ」という解説つきだったので辿り着けなければそれまでだろうと思っていました。 しかし新しい綺麗な道ができていて思ったより…

智者は時に遅れず勇者は決を留めず

好機を見定めるのが智者で好機を逃さず実行に移せるのが勇者。 黄巾の乱で董卓(とうたく)が放ったことばです。 私は数年前から三國志を読み始めたものの、途中で理解できなくなり止まったままです。 そんなこともあろうかと吉川英治のダイジェスト版を電子書…

身体が磁石じゃなく砂鉄⁇

普段降りない駅に用事があり、帰りに気になる通りを歩いているとお洒落なカフェを見つけました。 早速入ってコーヒーを注文すると一周年記念で焼き菓子がついてきました。 店内に古いピアノがあるのでオーナーにお話しを聞くと、ときどき演奏会をするのだと…

施設のスタッフさんから正直な連絡

母の義歯が紛失したと連絡があった数日後、今度は昼食後ソファで休憩していたら、目を離したすきにずり落ちて頭を打ったかもしれないと電話がきました。 スタッフさんもよくない連絡をするのは勇気がいるでしょう。 私も大概気を抜いて過ごしているところの…

陽極まれば陰に転じる

漢方講座で陰陽五行思想のお話しをしています。 この世界は陰と陽の2つで構成されており、どちらか片方だけでは成立しえないという考え方です。 陰陽は互いに対立・抑制・助け合い・依存し合う関係性で季節や人間の身体にも当てはめて考えられています。 昼…

的を射るVS的を得る

たまたま国語辞典の編纂現場というのをテレビでやっていて、これまでずっと「的を得る」が正解だと思っていたのに「的を射る」が正しいらしいと知りました。 しかし的を得るが使われる場面が多く、こちらを辞書に掲載するかどうか偉い人たちが会議をしている…

今朝、慌てて食器を処分

実家がゴミ屋敷のまま東日本大震災で被災したので、そこから片付けスイッチが入りました。 なんじゅう年も溜め込まれたモノを出すだけで疲労困憊。毎月新幹線で通い介護と並行しながら4年の歳月を費やしました。 ライフスタイルが変化したのに昭和の価値観の…

大家さん的地震発生時の対応を再確認 連絡手段を持たないのは助からないのと同じと心得よ

実家でピアノ教室をやっています。 私が滞在中であれば地震発生時も対応できますが、千葉の自宅にいるとどうにもなりません。 今朝すぐに管理会社の担当さんに連絡して、緊急時の対応方法、避難経路を貼り出す等の対策を確認し保護者さん講師さんらと情報共…

この感覚は私だけなの?

父がいなくなっても悲しさは殆どなくて、姿は見えないけれどいつも一緒にいる感覚なのです。 人に話すと驚かれるのですがこれはどういうことなのでしょうか。 もうこの世での互いの役割は済んだということなのか、だいたいの考え方は把握しているからなのか…

受講生さんから有難いフィードバック

漢方講座ではリピーターさんが多く、いまだ収束点の定まらない私の話を通しで聴きに来てくれて本当に有難い限りです。 講義後に「有名な漢方薬局さんからお試しにエキス剤を取り寄せて飲んでます」とか「置き鍼してます」とか「ドラッグストアで購入したもの…

四十八歳の抵抗

高校時代、石川達三にはまっていた時期があり四十八歳の抵抗を読んだとき「そんな中年になってもまだ悩むのか‼︎」と30年以上先の未来が不思議でした。 さて30年の歳月などあっというまに過ぎ去り、ぼんやりしているうちに四十八歳もとうに過ぎたわけですが今…

会話に飢えた高齢者は話が長い

いずれ自分もそうなるんでしょうけどね。 とにかく同じ話を繰り返すのとオチがないんですよ。 私はそれほど素っ気ないつもりはないのですが、常に多くの雑務を並行しつつ走っているのでお話を聞く余力はありません。 年齢を重ねるほど会話にさくエネルギーが…

認知症患者の歯科受診

以前にも書きましたが、認知症患者さんは自分の不調や不快をうまく言葉にできないので、こと口腔衛生に関しては雰囲気で察するよりないのです。 去年、父と2人がかりで母を総入れ歯にするのに立ち会ってすぐ父は他界しました。 父の最後のお仕事が母の歯科付…

相続空き家が長屋だった件

親族が生涯単身で孤立死していたことを以前書きましたが、手続き完了まで5年半かかったのには訳がありました。 暮らしていた持ち家が一軒家を真ん中から半分にした長屋でした。(長屋を知らない現代っ子はぐぐってね) さて配偶者もお子さんもいない人でしたか…

今さらだけどユマニチュード(人間らしさを取り戻す)ケアをおさらい

在宅介護をしていた頃、母が様々なことが理解できなくなり不安からか10分おきにトイレに行こうとしたり、度重なる徘徊でヘトヘトになりました。 そのたびに病そのものを理解しようとしない父は怒鳴りなじり散々でした。 家庭崩壊 介護虐待 ネグレクト そんな…

新卒3年ほどで抜かりない仕事ぶり

私が大家さんをしているピアノ教室の発表会が近づいてきました。 遠い昔、私も舞台を踏んだ記憶があります。 その頃は多くの大人たちが陰で動いてくれているなど知る由もなく、課題曲を仕上げて本番で間違えずに弾く一点に集中していました。 月日は流れ祖父…

太宰が愛した夾竹桃を撮影していたら不思議な出会いが

今年は夾竹桃の開花が早く例年写真を撮り損ねるので丘に登って撮影していると、下から「誤食すると危ないですよ」と声を掛けられました。 惣菜やビールの入ったレジ袋を地べたに放り投げ、怪しい人然とした私に声掛けするなんて誰なんだ? 丘から降りると精…

親の通院付き添いの心構え

親も高齢になりなんだか認知症が気になるなという時、おそらく一人で受診するのは難しいと思います。 日頃離れて暮らしていても、付き添いできるならしてあげましょう。 当日持参するといいものはいつも飲んでいるお薬の明細(なければお薬手帳。できれば一つ…

芭蕉も絶句した日本三景は遠足で行く場所

実家の温水器が壊れ、疲労も溜まっていたので近くの岩盤浴に行きました。 駐車場がやたら広く平日の朝から賑わっていました。 自宅そばの岩盤浴と多少ルールが違うので受付で教えてもらい、いつも痛い背面とみぞおちをそれぞれ温めました。 鍼灸ドクターに「…

八面六臂といわずしてなんと?

暑いからお湯が出なくてもなんとかなりますが、実家の温水器が故障していてそれがいつからなのかわからなくてリフォーム屋さん、メーカーさん、電気設備屋さん、水道屋さんに連絡しました。 結論は給湯用銅管に亀裂が入って、せっかく沸かしたお湯がダダ漏れ…

朝7時からお務め

8時過ぎると陽射しがきつくなるので庭仕事や畑仕事は7時スタートでも遅いぐらいです。 今は4時半ぐらいから薄明るいので、早起きして涼しいうちに労働するのがいいですね。 こういうライフスタイルで不健康になるはずがありません。 これまで実家の庭や畑は…

度重なるシンクロニシティ

新幹線で実家に着いてすぐ、疲れた身体で道路との境界の枇杷の落ち葉を袋に詰めているとご婦人2人が歩いてきました。 田舎だと知らない人でも取り敢えず「こんにちわ」と挨拶するのですが「千葉から来てるの?」と話しかけられ「お会いしてましたっけ?」と…

小さな主語で話す習慣

以前、友人の小学生の娘さんが皆んなが持っている流行りのペンケースが欲しいというので、「皆んなって何人なんだ?」と訊ねると3〜5人と答えたので、皆んなの定義に大笑いした記憶があります。 彼女の周りでは3〜5人が世界の8割を占めてしまう感覚なのでし…

自分の価値を確かめられる回線

自分の価値を確かめられる回線が複数あるといいですよね。 一つのコミュニティや居場所しかないと、そこでの評価が自分のすべてと思い込んでしまいますから。 実際ゆるくいくつもの居場所に救われることが多いものです。 私は現役の認知症ケアラー(介護者)で…

肝脾不和(かんぴふわ)でみぞおちが痛む

なんだかまたみぞおちが痛くて食べられなくなり、どんどん痩せていきました。 前回は父の軽度認知症の検査で病院のハシゴのため何度も帰省し、並行して母の介護もしていました。 遠くから検査予約をして私の都合といかに合わせて段取りするか考えるだけでぐ…