のぞみのデュアルライフ(遠距離介護とゴミ屋敷問題)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

遠距離介護

連れ合いに対する無関心はゴミ屋敷に繋がる

母は友人と呼べる相手がおらず私にも距離をおかれ、本音を語れる人がいなくて孤独の極みでした。 寂しさを買い物で埋める習慣があり、目についたくだらないゴミがらくたを欲しくもないのに毎日のように買っていました。 そのくせ本当に必要なものでやや高額…

死亡診断書がいらないケースもある

先日死亡診断書が有料と書きましたがいらないケースもあるので追記しておきますね。 info.dual-life.site 自宅などで孤独死(孤立死)していて発見された場合に訪問医が診断書を書いてくれる以外は、たいてい通報され救急隊員が心肺蘇生をしてくれるかと思いま…

施設入所のお支度

うちの場合は母と同居の父が突然死しましたから入所は緊急。施設の見学会に参加するゆとりすらありませんでした。 すでに要介護5で私とも別居だったのでデイサービスとショートステイで通いなれた二つの施設が選択肢でした。 物忘れ外来の主治医が常勤してい…

認知症でも音楽は忘れない

記憶を失う厄介な病という位置付けの認知症ですが音楽は覚えているものなんですよ。 もちろん歌詞は覚えていませんが母はよく「ふるさと」などの動揺を口ずさんでいました。 実家はピアノ教室をやっていますからレッスン日はどこかで聞いた曲がいつも流れて…

身元ブレスレットを贈り物にどうぞ

介護していた頃にこの存在を知っていればなぁ、という便利グッズがあとからあとから出てきます。 もとからあったにせよ当時は日々のお世話に必死で調べたり検討する余裕がありませんでした。 I.D.タグに個人情報を刻印したネックレスがあるのは知ってました…

死亡診断書は有料です

案外知られていないようですね。 医療機関によりますが1通5000円〜というところが多いようです。 病院で亡くなると最後に入院費といっしょに精算しますから見落としがちです。 死亡診断書がないと役所で死亡届は受理されません。 するとその後の火葬や埋葬許…

母の席に違う方が座っていた

母がお世話になっていた施設へご挨拶に伺いました。 あまりに急なお別れで仲良しの職員さんや事務さんにも退所の挨拶ができていませんでした。 受け付けで菓子折りを渡してから母のいたユニットへ向かうと、いつも母が座っていた場所はすでに別の利用者さん…

アプリの使い方で若者に薫陶を受ける

やはり若い子と話すと面白いことを教えてくれます。 いつものネイルサロンで担当さんと、この1ヶ月のあいだのハクビシン捕獲の件や相続事務の進捗状況、10連休に終の住処を探しに関西まで行ったことなどお喋りしながらアジサイ柄のジェルネイルを塗ってもら…

当事者マウンティング

経験者だから理解してもらえるだろうとつい期待しがちですが案外そうでもありません。 あなたの経験と私の経験は違うからやっぱり分かり合えない前提でお話するほうがいいようです。 しかし未経験でも想像力豊かでわからないなりに寄り添える能力の持ち主も…

実家帰省は多忙の連続

両親が亡くなってもこれまで通りまめに帰省しています。 私自身祖父の代から続くピアノ教室の大家さんでもあり、江戸時代からの隣組と呼ばれる地域コミュニティのメンバーでもあるので。 そして意味なく広い庭は手入れを怠るとすぐジャングルになってしまい…

失って初めて気づく当たり前じゃない普通

母の介護が始まるまで自分も家族も健康なことが当たり前で感謝するなどほぼありませんでした。 だから些細なことで不満を感じ思い通りにならならいことに苛立っていました。 しかし母が認知症を発症しこれまでできていたことが介助なしでできなくなったこと…

カーネーションを贈る母がいない

去年までは意識したことがなかったのですが、今年は母の日にプレゼントできる相手がいません。 どんな姿でも生きていてくれることが私のエネルギーになっていたのは間違いないようです。 例年、お喋り介護ロボットやデイサービスに通うときのバッグや衣類な…

認知症の親に手を上げたくなったらどうする

認知症の初期段階はふつうと変わらず、たまに物忘れや同じ質問をなんどもしたり鬱陶しいていどです。 歳を重ねれば誰だってそうなるんだしあまり気にしてもね、なんて放置してたらまさかの認知症だった。なんてよくあるパターンです。 初期は本人も病識があ…

手土産を選ぶ私なりの基準

遠距離介護は多くの人の協力で成り立っていました。 いくら利用料金を支払っていても、自分でやるべきことをこんなに手伝ってもらってという感謝の気持ちをなんとか表したいと思っていました。 毎回じゃなくても通所施設のスタッフさんやその他お世話になっ…

田舎の高齢者の生態

都会暮らしの方が知らないであろう地方の田舎の高齢者の生態を晒しておきます。 65〜74歳の前期高齢者を想像してください。 まず車は必須。いずれ免許返納問題があるにせよまだ自分ごとではありません。 病院、スーパー、郵便局、銀行、クリーニング、地域の…

高齢者の免許返納をまじめに考えたい

また高齢ドライバーによる痛ましい事故がありました。 もうなんども議論されてますが高齢になれば誰しも判断力が衰えるのです。 いつまでも立派なわけじゃないんですよ。 自動運転云々の話もまだ開発途中で、先日の芝浦工業大学さんの講座では特定の状況下で…

認知症のママが背中をさすってくれた

認知症の初期は本人も病識(自分がなんかおかしいんじゃないかという意識)がありますが進行していくと病識を失います。 自分が誰でどこにいてお世話している私との関係性も曖昧になります。 長年遠距離で通っていた私は常に緊張感から肩甲骨周りに刺すような…

杉村太蔵氏がいいこといってる

五輪担当相の桜井大臣が失言続きで更迭されましたが、またいつも通り寄ってたかって各方面から叩かれています。 果たして皆さんうっかり発言をしないんでしょうかね。 多くのカメラやマイクが向けられた場でいっさい緊張せずに口を滑らせることなく理路整然…

施設入所は見捨てたのとは違うよ

在宅でつきっきりでお世話することを介護だと勘違いまたは思い違いしている人が多々います。 特に年配のケアラー(介護者)に。 介護者だってふつうの人ですから自分の用事や仕事、通院、趣味や気晴らしがあります。 それらをすべて控えて介護だけに専念するな…

納棺されたご遺体の耳は聞こえてると思う

逮夜(たいや)とか夜伽(よとぎ)などといって納棺されたご遺体と葬儀までのわずかな時間を一緒に過ごす機会があります。 私は両親のときそれぞれ何年かぶりで添い寝しました。 本当に良い経験をさせてもらいました。 隣で眠る父も母もひとことも話してくれませ…

キメラの翼を持ってるかと思う瞬間

実家と400km離れてますからね、瞬時に移動は無理なわけですよ。 車なら休憩しながら6時間ぐらいを目安に、新幹線でも乗り換えの待ち時間をみながら4時間ぐらい。 天候や事故などもありますしね。 しかし朝に地元でゴミ出ししてたのに夕方には自宅で紅茶を飲…

施設のルールで調剤薬局の変更を余儀なくされる

父の突然死により要介護5の母を急遽入所させることになったときのことです。 2時間以上かかる入所契約の日に、母のお薬を施設と取り引きしている調剤薬局から購入するよう推奨されました(強要だったかもしれません) それまで慣れ親しんでいた調剤薬局は薬剤…

害獣駆除の現場に立ち会う

実家の天井裏の足音に気づいたのが年末あたりで、以前から父がネズミがいそうだとはいっていました。 しかしネズミにしては足音が大きくこれは放置しないほうがいいだろうと思いました。 年明けピアノ教室の照明カバーの汚れに気づきなにかがいることを確信…

実子でも成年後見人になれると思わないで

よくわからず簡単にいう人もいますがね、自薦でなれるわけじゃないんですよ。 決めるのは裁判所ですから。 井戸端会議のお喋りで確実な情報を得られると思わず、きちんと専門家に相談しましょう。 そして仮に後見人になれたとしても面倒な雑務とセットだとい…

認知症の人に留守番させられないわけ

認知症の家族がいると、家において出掛けられないといった話を聞くと思います。 身近にそういう人がいないとなぜ⁇と思われるので簡単に説明しておきますね。 まず来客や電話があっても対応できない、または対応しても覚えていられないのです。 インターホン…

遠距離介護の準備ってこうします

遠距離介護は実家に到着するまでにかなりの「気」を消耗してしまいます。 出掛ける前の段取り(新幹線のチケットは繁忙期だと割り増しのうえに臨時便が出ても混雑している、ダイヤ改正を忘れていたなど) 現地との気候が違うため様々な想定をして服装を選ぶ(着…

土いじり、いくつまでやれるかな?

幼少から樹木や草花に囲まれて暮らしていました。 祖父が定年退職してから庭づくりに精を出し200株ほどのバラ園もありました。 芝生にゴルフホールがありパター練習ができました。そのために毎日芝刈りしなければいけませんでした。 高く伸びた竿ヒバは梯子…

3月の帰省総括

お彼岸ですしね、そろそろ雑草が気になりますから介護を卒業してもこれまでと同じように帰省しています。 今回は税理士さんとの打ち合わせや金融機関回り、天井裏の点検や火災保険の更新など諸々の雑用が盛りだくさんで、いったいいつになったら自分本来の生…

見るだけで幸せになれる太郎冠者の花

実家に太郎冠者というピンク色の椿が何本かあります。 満開の時期に帰省していることはあまりなく、これまで見頃をずっと逃してきました。 そもそも遠距離介護中は心のゆとりがまったくなくて花に関心を向ける暇もありませんでした。 私はこの可憐な花が大好…

侮れないネイルの力

私自身、定期的にネイルサロンに通っていますが、介護の現場でも福祉ネイリストの資格を持つ方が活躍されています。 母がデイサービスに通っていたころ、ときどき指先が綺麗に整えられ桜色のネイルをして帰宅することがありました。 じっとしていられない認…